こんにちは、パンツ隊長です。
今日はちょっと僕の過去について語らせてください。
僕は大学生のときまで、タイピングが彼女のタイピング廃人でした。
雨の日も、晴れの日も、タイピング。
勉強もせず、彼女も作らず、タイピング。
僕がタイピングに初めてはまったのは中学2年生くらいのとき。
兄が買ってきた、ドリームキャスト版「タイピングオブザデッド」がきっかけでした。
「パソ活ラボ」より引用
タイピングでゾンビをなぎ倒すゲームです。
メキメキとタイピングが上達し、そりゃもうハマりました。
このときは、
「タイピングで日本一目指すぜ!!」
「・・・というか既に地球で俺様が一番速いんじゃないか?」
というべジータモードに突入していました。
ただこのゲームには、そんな勘違いしたベジータ共の鼻を粉々に粉砕するモードがついていました。
「VSエキスパートモード」
これは、実在するタイピングの達人達のデータと戦えるというものでした。
「うめっきぃ=umekkii」より引用
ふんっ、なんだこの雑魚共は。
きたねぇ花火にしてやるぜ。
5分後
動画をみれば、いかに化け物じみた難易度かがわかると思います。
そんなわけで、こりゃタイピングで上を目指すのは無理だと絶望しまして。
しばらくはタイピングをやったりやらなかったりになりました。
(まさか後にエキスパートモードに出てくる人達に実際に会ったり、このサイトを作る際にアドバイスをもらうこととなるとは・・・。)
しかし、ここでバトタイプというタイピング対戦のサイトに出会ってしまい、またもタイピングにドはまりすることになりました。
無駄なデザインなどは一切排除、ただただタイピングの対戦に特化したサイト。
当時、ここは初心者お断りの空気がぷんぷん、上級者御用達の知る人ぞ知るというサイトでした。
このとき、僕はタイピングを覚えて4年程度、高校生くらいでした。
しかし、僕くらいのあまり速くないタイパーもそれなりに数がいて、彼らに混ざって、ひっそりとタイピング活動を開始しました。
そんな弱小タイパーの一人「ジン」があるとき、チャットで僕に声をかけてきました。
ジン「タイピング同盟っての作ったんだけど入らない?」
3人くらいの弱小タイパーしかいない、小さなコミュニティーでした。
パンツ「ふんっ、雑魚共が群れやがって。」
という、高校生にもなってまだべジータを引きずっていた僕は最初は断りましたが、
結局加入しました。
タイピングを趣味にしている人達なんて、学校には当然一人もおらず、
僕はこのコミュニティーにいるのが楽しくてしかたありませんでした。
バトタイプで朝まで対戦しまくることもありました。
タイピング同盟の名前を売るべく、タイピングサイトのランキングに皆で登録して上位に入選して宣伝したりもしました。
たまに電話でタイパー同士の恋愛話を聞いたりもしました。
オフ会なんかもありました。
・・・そして気がついたら就職活動の時期までタイピングしていました。
僕はさすがに焦りました。
面接官「あなたが大学時代に一番がんばったことはなんですか?」
パンツ「はい、キーボードを死ぬほど打ってました!!」
これはまずい。
そんなこんなで、タイピング同盟を抜け、タイピング人生にピリオドを打ちました。
タイピング同盟の管理人であったジンも、二代目mayoに管理を任せ、同じくらいの時期に引退しました。
あれから8年くらい経ちますが、ジンはいまだにLINEで「あけおめ」メッセージをくれます。
ちなみにこのタイピング同盟、「ぁ~ん」という卑猥な名前なのですが、
なんと今年で設立13年目。
いまや日本最大級のタイピングコミュニティーになっています。
mayoすごい。
ちなみに、前の記事で書いた「タイピング日本一を決める大会に友人が出てた」の友人珠も、もともとはぁ~んの人間です。
まぁそんなタイピング人生を歩んできたわけですが。
そんな僕も就活が終わり、社会の荒波に揉まれ、会社を辞めて独立して、海外に行っていろいろやって、そして時間ができた今、
なにをやりたいんだ?
と考えたとき、気がついたらこのタイピングサイトを作っていました。
結局は戻ってきてしまうタイピング。
あの時ほどタイパーとして活動はできないけど、でもやっぱり好きですタイピング。
このサイトは初心者が遊びながらタイピングを学べる「0から始めるタイピング」、
腕試しができる「タイピングコロシアム」、タイピング対戦ができる「オンライン対戦」があります。
どれも無料なので、ぜひやってみてください。
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あきうめくん
大人になったねぇ。(当たり前か)